写真を撮る日は、少し特別な日です。
でも、だからといって家族みんなが頑張らなくても大丈夫。
人見知りをしても、泣いてしまっても、じっとしていられなくても。
Studio門出では、その子とご家族のペースを大切にしながら撮影しています。
私たちが残したいのは、きれいに整った写真だけではありません。
その日の記憶を、10年後、20年後まで残していくこと。
そんなことを考えながら、家族の写真を撮っています。

主役だけでなく、見つめている人たちも
七五三やお宮参り、誕生日。
もちろん、その日の主役をしっかり撮ります。
でも、私がカメラを向けているのは主役だけではありません。
うれしそうにお孫さんを見ているおじいちゃん、おばあちゃん。
子どもを見て思わず笑っているお父さん。
少し離れたところから優しく見守っているお母さん。
その日のために駆けつけてくれた、大切な人たち。
本人は、その瞬間のみんなの表情を見ることができません。
でも写真なら、10年、20年経ってから見ることができます。
「自分が小さかったころ、こんな顔で見てもらっていたんだ」
と、あとから初めて気づくこともあると思うんです。
私は20年近く人の写真を撮ってきて、写真には、そのとき本人には見えていなかったものまで残せると感じてきました。
だから、その人がどんな姿だったかだけではなく、
どんなふうに愛されていたのかまで残したい。
そんな気持ちで撮っています。

写真は、10年後、20年後にまた意味を持つ
撮ったばかりの写真を見て、
「かわいいね」
「いい写真だね」
と喜んでもらえるのは、もちろんうれしいことです。
でも、写真は時間が経つと、また違うものを見せてくれます。
「こんなに小さかったんだ」
「このころ、いつも抱っこしてたね」
「おばあちゃん、こんなにうれしそうだったんだね」
写真をきっかけに、忘れていた出来事や、そのときの家族の気持ちまで思い出すことがあります。
撮った日にうれしい写真であり、10年後、20年後にも意味を持つ写真であること。
その両方を大切にしています。

だから、写真を飾ってほしい
私は、撮った写真をデータの中だけにしまっておくのではなく、できれば一枚でも家に飾ってほしいと思っています。
家族と笑っている自分。
抱っこされている自分。
みんなから大切そうに見つめられている自分。
そんな写真を毎日の暮らしの中で何度も目にすることは、
「自分はこの家族の大切な一員なんだ」
と感じることにもつながっていきます。
家族写真を飾ることと子どもの自己肯定感との関係は、研究でも報告されています。
でも私自身も、20年近く写真に関わる中で、写真を形にして残すことの力をずっと感じてきました。
だからStudio門出では、データをお渡しするだけでなく、プリントやアルバム、フォトパネルなど、写真を暮らしの中に残すことも大切にしています。

いつか撮ってみたい写真があります
いつか撮ってみたい写真があります。
子どもが寝たあとの夜。
リビングに飾ってある家族写真を見て、ふっと笑っているお父さんやお母さん。
そんな何でもない瞬間を残して、何年か経ったあと、その子に見せてあげたい。
「あなたが見ていないところでも、お父さんとお母さんはこんな顔であなたを見ていたんだよ」
と。
七五三やお宮参りの日に、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんの表情まで撮るのも、私の中では同じことです。
本人には見えていなかった家族のまなざしを、写真なら未来まで残しておくことができます。
写真を撮るより、写真を残す
Studio門出では、20年近く人物を撮ってきたフォトグラファーと、元小学校教員のスタッフが、ご家族の撮影をお手伝いしています。
子どもが無理をしなくていいこと。
家族みんなが頑張りすぎなくていいこと。
そして、今はまだ気づいていない大切なものまで、未来に残しておくこと。
写真を撮るんじゃなくて、写真を残したい人にとことん寄り添うスタジオ。
それが、Studio門出でありたいと思っています。
その日の記憶を、未来へつなげられるように。


最後までお読みいただきありがとうございました!
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